<SCARPA>1938年、イタリア北部のアゾロ村にてパリゾット兄弟が創設。この村では古くから靴職人が集まり国内有数の靴の製造地として知られており、パリゾット兄弟たちもまた、イタリアンドリームをつかむべく奮闘しておりました。創業当初からこの地で登山靴や林業関係者向けや山岳歩兵の為の靴を製造していましたが、品質の高さから登山家の中でも次第に評判となり注目を集め始めます。 1970年代、世界的な登山隆盛期はスカルパもまた黄金期となり、このころから日本にも進出し始めました。高品質な高所登山靴の開発がはじまり、それに続きクライミングシューズや山岳スキーなども製造を始めます。 そして、1986年イェジ・ククチカが、ラインホルト・メスナーに遅れること3ヶ月で、史上2人目の8,000メートル峰14座登頂(うち4座は冬期)を達成し、彼の足元を支えたのがスカルパのベガという製品であり、これにより世界的な信頼を獲得することに成功しました。 スカルパ社の提案する靴は「美しいデザインはもちろん、頑丈で長く使うことができ、幾度もの修理に耐え、身体の一部のように感じられる深い愛着の湧く製品」とし、現在もコストや効率をあえて優先させない工程から生み出されており、故に現在でも多くの根強いファンが多くいる世界でもトップレベルのシューズメーカーとして市場を牽引しています。 ちなみに『SCARPA』とはイタリア語で『靴』を表します。そしてロゴの下に小さく書かれている『nessun luogo è lontano』というイタリア語は『遠い場所なんてない』という意味があるそうです。